日記の日

*不平等な世界

随分なものだなぁと思う。
噂の建築士が関わった「地震がきたら壊れるかもしれない」マンション。
そこへ国のお金がとっぷりと注ぎこまれるそうだ。
折りしも政治家の皆様が国民に「増税増税」と不気味な
呪文を唱えている昨今。
爪に火をともすような暮らしをしつつせっせと働いて税金を
納めているというのに、そのお金を、
「買い物したの〜、でも粗悪品だったみたいー、こんなのヤだから
お金払っといてぇ〜」という住人に差し上げるという。


冷たい言い方かもしれないが、失敗したのは住人だ。
世の中粗悪品なんてそこいらじゅうに転がっている。
それを見分けるのが、かしこい消費者なんだ。
自分の失敗を高々と棚に上げ、テレビの前で、泣いたり叫んだり。
あげくの果てには人のせいにしまくって興奮した末に救急車で運ばれてみたり。
「いや、私達が見抜けなかったということもあるのですが・・・」という
控えめな意見はついに聞くことができなかった。
自分たちの非を認める発言を少しでも聞くことができたのなら、
こんなに怒ることはなかった。
住人たちは控えめな発言どころか
「なんとかしてくれー」「子供が子供が〜」の一点張り。
情けない人たち・・・という印象しか、もう持ってない。


住人たちは必死に「二重債務〜」と繰り返すが、
この日本には、その「二重債務」を無言で背負い、
家族を、家を失った悲しみを必死に背負って生きている人たちがいるのだ。
そう。神戸と新潟に。台風で被害に遭った地域に。
いまだに仮設住宅に住んでいる方々もいるのだ。
天災と人災では違う?
冗談じゃない。天災のほうがどれだけ悲惨か。
しかも、「壊れるかもしれないね」という仮定においての騒動じゃないか。
マンションの住人たちは、紹介してもらった住宅にもケチをつけているという。
「家具が全部はいらない」「狭い」・・・
いいか?地震の被害に遭った人たちは、家具もろとも家を、そして
大切な大切な誰かを失っている人もいるんだ。
それでも、必死で這い上がろうとしている。


それなのに、あんたらはなんなんだ。
助けてもらって文句は言う。ゴネまくって国からお金を奪う。
しかもそれは自分の買い物の失敗が原因じゃないか。
そこに、どんな背景があるのか知らないけど(いや、ホントはしってるけど)
軽々とお金をつぎ込む政府にも腹が立つ。
「バックに控える黒幕が誰なのか?」というそれだけで、
国のお金がもらえたり、もらえなかったり。
不平等な世の中とはいうけれど、あまりに非情ではないだろうか。
決まったものは仕方ないのだろうが、
住民はテレビなりなんなりで、国民に頭を下げるべきだ。
「助けてくださってありがとう」というべきだ。
それをせずに、「精神的疲労」とか「これからも戦う」とか
さらに汚い欲求を表明したならば、
この日本であなた方が後ろ指をさされずに暮らせる土地は無いものと
考えるべきである。

恋する王子。

まもりたいものができたんだ。君だ。


ま、合ってるかどうかは置いといて、
こんなん言われてドキがムネムネしない自分を想像すると、
そんな自分は人生損してる気がする。
つまり、こんな風にいわれたらさ、

すんごい嬉しい。

ああ、私って、「守られたい症候群」だな。確実に。


ハウルの動く城
魔法使いハウルのなんともいえん雰囲気と声にやられた。
声がキムタク、あの「俺ってキムタク」なのだ。
キムタクには何度か脳天直撃されたが、
今回もあっさりやられてしまった。
修行不足かもしれん。
いや、ストライクど真ん中すぎて、認めたくない。
んがー!いやだいやだいやだ〜。


ハウルは決して強い男ではない。むしろ弱虫。
それがいったいどこからかははっきりしないが
むちゃくちゃかっこよくなるんだな〜。
戦場に赴くのも、はじめは憎しみばかりが目立っていたけど、
途中からは愛するものたちを守るために行くようになるし、
本当の自分をごまかすかのように染めていた髪も
途中からはごまかさず、もとの深いブルーのままにしてる。
ハウルは魔法使いだけど、
本当の魔法使いはソフィーなのかもしれないな。
あ、でも!
ソフィーもハウルと出会ってから、
強い自分を見出すようになってるよね。
お互いがお互いに最強の魔法をかけたってとこなんかな。
恋は最強の魔法なんだな。


守るべきものを得て強くなる王子。
お互いが相手の影響で新しい自分に出会え、お互い強くなって、守りあう。
そんな相手が本物の王子様なんだろうな。
むずかしい・・・


ちなみにこの作品の最優秀助演賞は
神木クンにあげたい!!
「またれい」
「家の中で魔女があばれておる」
「いもはきらいじゃ」
には、降参!!参りました!

ひたすら守る王子様

「パズー!!」
「シーーーターーーー!!」
燃え盛るお城の高い塔の先にいるシータを
決死のアクションで助けるパズー。
「天空の城 ラピュタ」の名場面である。


彼は最初から最後までとにかくシータを守る。
街の中、洞窟の中、そしてラピュタの中、
彼は全身全霊でシータを守る。
その敏捷性やスパイダーマン並みの粘着力は驚きだ。
たまに失敗するけど、それを倍にして取り返す強さももつ。
見かけはとってもコドモなのに、
なんていう強くて頼りがいのある王子様なんだろう。


窮地に立たされたヒロインを常に助け出す王子様。
現実にはなかなかいない人物ではある。
パズーのように
優しく、強く、大きな夢を持ち、まっすぐに生きている男に
会うのは、現実ではかなり困難である。
パズーは桃源郷のような王子様であるのかもしれない。

今日、お誕生日を迎えた王子様

今日、めでたく47歳になられた王子様がいる。


そう。私の初代王子様、小室哲哉さんである。


初めて彼を見た小学六年生の冬。
ベストテンを見た私は衝撃を受けた。
白くて長い衣装を翻し、華麗にキーボードを弾く
美しい人。
切れ長の澄んだ目に金色の髪。
それは昔読んだ童話に出てくる王子様そのものだったのだ。


それ以来、大学を卒業してしばらくするまで、
小室哲哉はわたしの王子様であった。
彼の離婚報道を女性週刊誌で知り、
体育の時間に泣きながらランニングしたこともあった。
女性秘書との噂を聞いたときには部屋で一晩中泣いた。
そして、きっと私は彼の秘書になるんだって信じてた。
最後に彼のたった一人になるのだと、本気で考えていた。
・・・アホだな・・・。


私はすっかり大人になった。
現在の小室夫人との結婚式中継を片目で見つつ、夢から醒めた。
いや、私以外の人を選んだわね!!という怒りなんかではない。
そんなこと、いくら妄想狂の私でもわきまえてる。
今までもいろんな人がてっちゃんを通り過ぎたことは当たり前だと思うし、
そんなもんだと慣れてもいた。
しかし、私は夢から醒めた。
私の心の王子様は、すっかり輝きを失っていた・・・
どうしてなのか理由はちっともわからなかった。


その後、しばらくしてテレビに登場していた王子は、
すっかり大分のおじちゃんになっていた。。。
似合わない髪型、似合わない洋服。
すべてがチグハグだった。
しかし、彼は大分の生活に満足しているような様子だった。
さらにその後、
昔のオンナに過去をネタにされ、ついには貧乏になったネタまで飛び出し。
王子は何かヒドイ罠にかかってしまって、呪われてしまったのだろうか。


いや、ちがう。
彼は王冠を捨てたのだ。
おそらく彼自身が「虚像」であると思っている王冠を捨てたのだ。
王冠を捨てれば、きっと自由になれる。そう考えたのかもしれない。

キラキラ輝く王冠を金色の髪の上にのせ、長いジャケットの裾を翻し、
その切れ長で澄んだ瞳を細めてにっこり微笑む・・・
長い間素敵な夢を見させてもらったんだし、感謝しなきゃね。
その夢は間違いなく王子自身の幸せを犠牲にしてきたのだろうし。


王冠を捨てた王子様。
どうぞお幸せに。
願いが叶うなら、たまには私たちに王子だった頃の幻影を見せてほしいな。
(ご夫人が許さないかな・・・)